折角だからWechatでお店を開いて中国の人に販売したいと考えている人は
たくさんいると思います。
中国最大のユーザー数を抱えるWeChat、そのWeChatで店舗を開くということは、
中国最大のショッピングモールにお店を構えるのと同じです。
これは凄いチャンスなのです。
多くの日本人が、WeChatでお店を開こうと調べてみたことでしょう。
しかし、ネットで出てくる情報は、
等、さんざんなものばかりです。
中国に会社設立できない企業や個人はあきらめなさい。
そんなに甘くないよと言ってるようにも聞こえます。
しかし、それらは残念ながらどれも皆事実です。
実際WeChat店舗を開く場合の正式な流れを以下に書きます。
公式アカウントには訂閲号と服務号と企業号があります。
WeChatで店舗を開くのであれば、その内の服務号での申請が必要なのですが、
服務号で申請する場合、中国人の身分証の他に中国の会社の営業許可証が
必要になってきます。
中国で会社を設立していれば、服務号の取得は難しくありません。
むしろ、ここからが問題なのです。
WeChat認証を受ける必要があるのですが、
そのためには、いろんな書類を提出しなければいけません。
下図はほんの一部です。
営業許可証の他に様々な書類を提出し、
更に色々な項目に記入する必要があります。
更に1000人以上のフォロワーが必要です。
このWeChat認証を無事通過し、2万元をテンセント社に預けて
やっとWeChat店舗を開く許可が下りるのです。
如何でしょう?
簡単に店舗を開くことができないことがわかったと思います。
でも、こんなに敷居が高いと中国人でさえ簡単には店舗を開けなくなってしまうため
永遠にライバルのタオバオに追いつくことはできなくなります。
タオバオが伸びたのは、個人が簡単に市場に参入できたことがとても大きいのです。
ですから600万もの店舗の集まる巨大モールに成長したのです。
WeChatも馬鹿ではありません。
ちゃんと我々にチャンスを残してくれています。
サードパーティー、つまりWeChatのAPIを使ってサービスを提供している
テンセント社以外の会社が出しているシステムを使って
ショップを開くことができます。
多くのところが無料でサービスを提供しています。
サードパーティーのサービスを使おうと
WeChatの店舗であることには変わりないです。
正規に手続きした店舗とサードパーティーの用意したサービスを
利用した店舗に差はありません。
実は、ほとんどのWeChat店舗が
サードパーティーのサービスを使って開いたものです。
正規の方法では無いからと言ってグレーでも何でもありません。
たまに正規以外はグレーだと考える極端な人を見かけますが
そういう人は中国市場で仕事は無理です。
サードパーティーが正規の方法で取得した権限を
システムを作って貸し与えてくれているだけなのですから。
もちろんWeChatの運営元であるテンセント社も了承していることです。
サードパーティーのシステムを利用することで、
中国の会社の営業許可証
中国人の身分証
初期費用
維持費
簡単にWeChat店舗を持ててしまいます。
と言うことで、安心してWeChat店舗に挑戦してください。