WeChat公式アカウント
服務号と訂閲号で悩んでる方に
2015年03月21日

以前にも、服務号と訂閲号について書きましたが、服務号と訂閲号には
更に大きな違いがあります。

1.メニューバーの表示
最近になって、訂閲号でも、メニューバーが表示できるようになりました。
しかし、このメニューバーには、自分で設定したURLを設定できません。
つまり、自社のWEBサイトとリンクすることができないのです。

下図の赤枠で囲んでいる部分がメニューバーです。
メニューバーは、最高で3列5段の計15個設定できます。
wechat

下図は公式アカウントの管理画面でのメニューバーの設定画面です。
wechat

訂閲号では下図赤枠のようにリンクを書き込むところがグレイアウトしていて、
書き込むことができません。
公式アカウント管理画面で制作した图文消息へのリンクしか設定できません。
メニューバーは使えても、自社WEBサイトの連動を考えているのであれば
服務号を取得する必要があります。
wechat

2.各種API
通常の使い方をする場合は全く問題ないですが、公式アカウント上で
フォロワー同士が点数を競うというようなWeChatゲームなどを制作しようと
考えているのであれば、服務号を取得しておかないと、
できることが限られてきます。
WeChatゲームについては、また改めて書きたいと思います。

一番良いのは、訂閲号を取得し、微信認証を行うことです。
そうすると毎日記事を一斉配信できる上、メニューバーも制限なく使えます。
しかし、この微信認証がかなり面倒です。
服務号と訂閲号の取得の簡易さは同じですが、
認証には、提出する書類も多い上、認証を得るためには
ある一定数以上のフォロワーが必要です。

公式アカウントの使用目的や業種にもよりますが、
フォロワーの目に付きやすい位置に記事を配信できて、
自社WEBサイトと連動したメニューバーを設置できる
服務号の方が上ではないかと思います。