日本では、最近になって某テレビ局が微博の特集を組んだり、微博の案内を
しているのを見かけます.
このような情報を受け取っていれば、中国の現状について正確に把握できません。
2011年頃は、微博でプロモーションをしたいという相談が沢山ありました。
そして、そこそこの結果が出るケースもありました。
しかし、昨今微博でプロモーションをしたいという相談はほとんどなくなりました。
(日本国内のユーザを除く)
この数年で、ネットの利用環境が大きく変化したからです。
日本でもスマホの普及が進み、街中でも電車の中でも沢山の人がスマートフォンを
操作しています。
スマートフォンに限ると、実は中国の方が普及が早かったのです。
初めて手にしたモバイル端末がスマートフォンという若年層が相当数に上ります。
現在はスマートフォンをプラットフォームとしたSNSが主流なのは当然の事で、
大きな転換期を迎えているのです。
大きな変化を迎えるときは大きなチャンスが生まれます。
スマホ時代のSNSとして中国ではWeChatが圧倒的なシェアを持っていて、
周囲でWeChatを使っていない中国人を探すのは非常に難しい状態です。
反対に、最近では微博の話題は殆どなくなりました。
具体的に、WeChatと微博のユーザー数を見てみましょう。
微博はユーザ数の増加が無いというより、アクティブユーザ数が激減しています。
微博アカウントを長期間放置している人を沢山知っています。(私も含めて)
何を利用すれば良いのかが明白だと思います。
実際にWeChatを利用してどのような事が可能か、実例をご紹介します。
WeChatにECショップを開いて、開店日にWeChatフォロワー100人に対し
商品の紹介文を送信しました。
たった100人に案内を送っただけで2時間後に注文が入っています。
結局1日で8人から注文が入りました。(反応率が8%)
これを10,000人のリストに送ったら、、、在庫が全然足りないと言う事になり、
次回入荷まで一斉案内を待つ事になりました。
また、入荷時には当日に商品が完売してしまいました。
一般的に、WeChatは男女別しか区別できません。
従って、自分の商品やサービスに興味を持った人を探す手段が必要になります。
これをコツコツやっていたら、、、1,000人のフォロワーを集めるのも大変です。
そこで、私たちは膨大なフォロワーを集めてそのフォロワーをセグメントする方法
(微信联盟システム)を考えたのです。
フォロワーを集めてセグメント分けするソフトを開発し、500万件のフォロワーを
集めました。
このリストの中から商品やサービスに適したセグメントのフォロワーに
案内を送れば、短時間に効果を出す事も可能なのです。
現在、細かくセグメントされたリストが揃っていますが、ほんの一例を
ご紹介します。
等々
セグメントされたフォロワーに案内をするから大きな効果を出せるのです。
商品に適したターゲットのリストがあれば、あとはユーザに響くメッセージが必要です。
どのようなメッセージを送るのが一番高い反応率になるのか?
それを小さなリストでテストしながら徐々に大きなリストに案内していきます。
このような施策を実施すれば、セミナーで5,700万円を売り上げる事も可能なのです。